【愛チャンピオンS】高まる注目度!シンエンペラーが凱旋門賞のパリロンシャンで追い切り

2024年09月09日 13:40

 愛チャンピオンS(G1、芝2000メートル、14日=レパーズタウン)へ向け、シンエンペラー(牡3、矢作)が8日、パリロンシャン競馬場(フランス)で追い切りを行った。

 欧州遠征の大目標である凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)の舞台となる競馬場でスクーリングを兼ねた内容。芝2400メートルのスタート地点からスタートし、残り5ハロンから帯同馬ラファミリアと併せた。またがった吉田助手は「本番に向けたテストを兼ねての追い切りでしたが、このコースにうまく順応してこなしてくれましたし、満足できる内容でした。凱旋門賞に向けても良い練習になったと思います」とコメントしている。同馬は現在フランス・シャンティイにある清水裕夫厩舎に滞在中。愛チャンピオンSの行われるアイルランドのダブリンにはレース直前に飛行機で輸送を行う予定になっている。

 先月27日、アジア競馬会議の場で管理する矢作師が愛チャンピオンS、凱旋門賞へ向けた意気込みを語り、それが欧州メディアで報じられ、大手ブックメーカー各社はシンエンペラーの凱旋門賞へ向けた単勝前売りオッズを17~21倍程度まで上昇。この日のパリロンシャン競馬場はG1ムーランドロンシャン賞など重賞競走が4鞍組まれた開催日だったため、地元メディアがインタビューを行うなど、世界の矢作厩舎が送り出すシンエンペラーへの注目度は高まっている。

出典:日刊スポーツ