引退発表の香港最強馬ゴールデンシックスティは来年1月下旬めどに来日、吉田勝己代表明かす
2024年09月15日 18:04
13日に現役引退が発表された香港最強馬ゴールデンシックスティ(セン9、K・ルイ)は来年1月下旬をめどに来日する見込みであることが15日、分かった。同馬は余生をノーザンホースパーク(北海道苫小牧市)で過ごすことがすでに発表済みで、いったん生まれ故郷であるオーストラリアに戻ることが報じられていた。
同ホースパークの代表も務めるノーザンファームの吉田勝己代表は「あれだけのすごい馬ですからね。みなさんにもぜひ見ていただければ、と思います。また、オーナーも来ていただきやすいのではないでしょうか」と話した。現在、オーストラリアにはモーリス、アドマイヤマーズなどの種牡馬がシャトル種牡馬として渡っており、これらの帰国とともに日本に移動してくる見通しだ。
ゴールデンシックスティは通算31戦26勝。香港マイル3勝などG1・10勝を挙げ、4連覇を狙った今年の香港チャンピオンズM4着を最後に引退が発表されていた。総獲得賞金1億6717万香港ドルは日本円にして30億円超。世界で最も稼いだ馬でもあった。