28日に行われたG1香港チャンピオンズマイルで、絶対的王者として香港マイル界に君臨していたゴールデンシックスティは緩い馬場に泣かされて4着に敗れた。

　4番手でレースを進めたゴールデンシックスティだったが、直線で追い出してからはこれまでの爆発的な末脚が見られず。ビューティーエターナルの逃げ切りを許し、前を行くレッドライオンとヴォイッジバブルもとらえられなかった。

　香港ジョッキークラブの公式サイトによると、C.ホー騎手は「彼はよく走ったが、馬場がわれわれに向かなかった。直線に入った時、いつものような脚は使えないとすでに感じていた」とコメント。「天候には逆らえない。素晴らしいポジションにつけていたが、それでもあの馬場では難しかった」と、ラストランで有終の美を飾れなかったことを嘆いた。