現地21日、賞金総額100万豪ドル（約9800万円）のG2ザショーツ（3歳以上、芝1100m）がランドウィック競馬場で行われ、3番手で中間点を通過した1番人気のアイアムミーが直線半ばで抜け出すと、最後方から内ラチ沿いキープで追い上げる4番人気ステフィマグネティカを抑えた（0.2馬身差）。

　さらに0.55馬身差の3着に2番手追走のモーリス産駒マズ（6番人気タイ）が粘り込み、2番人気のプライベートアイは序盤の行き脚が鈍く、直線入口の最後方から大外を猛然と追い込むも勝ち馬に1.57馬身差の6着に終わった。

　C.マー調教師が管理するアイアムミーはアイアムインヴィンシブル産駒の6歳牝馬で、今季初戦だった前走も賞金総額100万豪ドルのG3コンコルドステークスを制覇。これで通算4度目の重賞勝ちとした。

　マー厩舎のJ.ジェラルドデュボール調教師は豪競馬メディア『racenet.com.au』に対し、アイアムミーの今後について様子を見てからと断りつつ、2週後のG2プレミアステークスからさらに2週後のジ・エベレストを目指す方針と明かしている。