6月に米G1ウッディースティーブンスステークスを勝つなど米短距離路線で活躍するブックンダンノが、11月のブリーダーズカップ出走を断念したことが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

　D.ライアン厩舎に所属するブックンダンノはストームキャット系ブッケロ産駒の3歳馬。2月のG3サウジダービーでは後にケンタッキーダービーで3着と好走した日本馬フォーエバーヤングにアタマ差の2着に入り、6月のウッディースティーブンスSでG1初制覇。ただし8月のG1アレンジャーケンスステークスでは3着に敗れていた。

　今後は10月19日のG3ペリーヴィルステークスに向かう見込みで、陣営は来年の中東遠征でG1ドバイゴールデンシャヒーンなどに出る可能性を示唆。さらに9ハロンへの距離延長でG1サウジカップも選択肢に入れていることを明かしている。