豪G1ゴールデンローズS快勝のブロードサイディング、目標はコックスプレート

2024年10月02日 12:25

 豪G1ゴールデンローズステークス(3歳、芝1400m)が現地9月28日にローズヒルガーデンズ競馬場で行われ、1番人気のブロードサイディングが中団後ろ寄りの7番手を追走すると、4番手から伸びる僚馬トラフィックウォードン(3番人気)をゴール前で差し切った(0.14馬身差)。

 最内枠のブロードサイディングは五分の発馬から無理せず内ラチ沿いで7番手をキープし、最終コーナーで馬群の中からトラフィックウォードンに続いて直線へ。逃げ粘る2番人気ストームボーイら4頭の争いをゴール前で制した。

 0.19馬身差の3着争いを3番手追走の7番人気メイフェアが制し、ストームボーイはさらに0.35馬身差の4着に終わった。

 ブロードサイディングはJ.カミングス調教師が管理するトゥーダーンホット(父ドバウィ)産駒の牡馬で、重賞初制覇だった4月のシャンペンステークスからG1レースを含め4連勝。今回は6月のJ.J.アトキンス以来となる3歳初戦だった。

 なお、ブロードサイディングを所有するゴドルフィンの公式サイトでは、今後について2021年にゴールデンローズS2着からコーフィールドギニー勝ち、そしてコックスプレート(2着)へと進んだアナモーと同じ道を歩ませるとを示唆している。