ファンタスティックムーンは凱旋門賞当日まで出否未定、回避ならBCターフへ

2024年10月04日 12:54

 現地6日の仏G1凱旋門賞に登録しているドイツ馬ファンタスティックムーンだが、実際に出走するかどうかは当日の馬場を見て判断するようだ。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

 ドイツのS.シュタインベルク厩舎が管理するファンタスティックムーンはシーザムーン産駒の4歳牡馬。昨年はG1独ダービーと仏G2ニエル賞を制して凱旋門賞に臨んだが11着と大敗。今年は9月の独G1バーデン大賞を勝って凱旋門賞の舞台に戻ってきた。

 ただしオーナーであるリバティレーシングのL.バウムガルテン氏は「出走は現時点で五分五分。当日の朝の馬場を待つ」とコメント。「(馬場状態を測定するぺネトロメーターで重い方から5番目の)3.5を期待している。3.6以上では彼が最高のパフォーマンスを発揮するのに適していないので出走しない」と語った。

 さらに同氏は「日曜日に雨が降れば、恐らく第1レースか第2レース後に判断する」「金曜と土曜も晴れ予報なので、雨が降らなければ3.5は可能だ。五分五分だろう」とし、「ダメならばブリーダーズカップターフに行く。それがプランBだ」と述べている。