現地12日、豪コーフィールド競馬場でG1トゥーラックハンデキャップ（芝1600m）が行われ、B.シン騎乗のアンティノが6.5馬身差の圧勝を見せた。

　序盤は最後方に控えたアンティノは中盤で外から一気にまくっていき、最終コーナー手前で早くも先頭に。直線ではさらに後続を突き放し、2着のクレイグ以下を寄せ付けなかった。

　さらに0.35馬身差の3着はハンデ最軽量タイのアルセフィナ。1番人気に推されていたアナザーウィルは人気薄の馬にかぶせられて逃げられず、2番手追走から7着に沈んだ。

　T.ゴラン厩舎のアンティノはレッドウッド産駒の6歳セン馬。昨年のこのレースは惜敗の2着で、今季は8月末のG1メムジーステークス4着、9月のG1マカイビーディーヴァステークス3着など善戦止まりだったが、今回はゴラン調教師も絶賛したシン騎手の好騎乗もあって待望のG1初勝利を手にした。