シーズザグレイはBCダートマイルへ、新旧プリークネスS馬が対決と米メディア報道

2024年10月16日 13:10

 今年のプリークネスステークスとペンシルベニアダービーを制したシーズザグレイ陣営が、クラシックとダートマイルの二者択一としていたブリーダーズカップでダートマイルに出走することを決定。米競馬メディア『drf.com』が報じた。

 シーズザグレイのD.ルーカス調教師は、前走のペンシルベニアダービー勝利後にBCクラシック挑戦の可能性も示唆していた。しかし、馬主法人の「マイレースホース」と引退後の種牡馬入りが内定しているゲインズウェイファームの協議の結果、BCダートマイルに決まったことをルーカス師が現地15日に認めた。

 決定に対してルーカス師は戦略的に理にかなっていると認め、オーナーたちが望んでいることでもあり異論はないと話している。

『drf.com』によると、シーズザグレイはペンシルベニアダービー後にチャーチルダウンズ競馬場で5ハロンから2度追い切られ、10月3日に59秒、同13日に59秒40をマークしたとのこと。また、シーズザグレイの参戦により、BCダートマイルでは2023年のプリークネスSを制したナショナルトレジャーとの対戦が実現すると指摘している。