女王イディオマティックに悲運、BCディスタフ目前で電撃引退
2024年10月26日 11:02
昨年の米最優秀ダート古牝馬で、今年も米牝馬路線をけん引してきた女王イディオマティックが連覇のかかった米G1ブリーダーズカップディスタフを目前にして左膝を負傷。電撃引退が決まった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。
B.コックス調教師によると、25日の調教前にイディオマティックに歩様の乱れを発見。「すぐにレントゲンを撮り、何かが起こっているのが分かった。大したことはないが(回復に)時間が必要で、タイミングが悪かった」と語った。
イディオマティックはカーリン産駒の5歳馬。昨年はBCディスタフなどG1での3連勝を含む5連勝をマークし、今年も今月6日のスピンスターステークスなどG1を2勝の活躍を見せていた。通算成績は17戦12勝。