ダートの最高峰、米国のBCクラシック（G1、ダート2000メートル、11月2日＝デルマー）にフォーエバーヤング（牡3）を送り出す矢作芳人調教師（63）が現地入りし、28日、さっそく地元メディアのインタビューに応じている。

　矢作師はフォーエバーヤングについて、「ケンタッキーダービーの後は非常に疲れていたので、ゆっくりと、しっかり休ませて、それから前回のプレップレースに向けて立ち上げたというところで、大変調整には満足しています。（3年前の遠征の経験は）自分はデルマーをよくわかっているので、それは十分役に立っていると思います」と力強く答えた。矢作厩舎は21年のデルマー開催でフィリー＆メアターフ、ディスタフで歴史的な2勝を挙げている。

　この日の矢作師はラヴズオンリーユーがBCフィリー＆メアターフを制した記念のジャケットを着用。男性インタビュアーが「最後の質問です。私はこのジャケットをいくらで買うことができますか？」と矢作師に問いかけると、矢作師が「ハンドレッド50！」（150ドル）と笑顔で返答。「買う、買うよ」とインタビュアーがズボンのポケットからドル札を手に取ると、周囲から爆笑の声が沸き起こった。

出典：日刊スポーツ