シーズザグレイはBCダートマイルを選択、テーオーサンドニらと対戦へ
2024年10月31日 12:35
現地11月1日から2日にかけて行われるブリーダーズカップ開催の各レースの枠順が発表されたが、中でも注目を集めたのが今年のクラシックウィナーでもあるシーズザグレイがブリーダーズカップダートマイルを選択したことだった。
D.ルーカス厩舎の3歳馬シーズザグレイは、5月にG2パットデイマイルステークスを勝ち、クラシック第2戦のG1プリークネスステークス(ダート8.5ハロン)を制覇。クラシック最終戦のG1ベルモントステークス(ダート10ハロン)は7着だったが、9月にはG1ペンシルベニアダービー(ダート9ハロン)も制した。
BCではダート10ハロンのクラシックに向かうこともできたシーズザグレイだが、米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、ルーカス調教師は古馬との初対戦はダートマイルの方が適していると判断したようだ。オーナーのM.ベーレンス氏は「実際、かなり難しい決断で何度も迷った」「どちらのレースでも好成績を収める自信は大いにあった」と吐露している。
BCダートマイルには日本からテーオーサンドニが参戦。前売りではドメスティックプロダクトが1番人気に推され、スキッピーロングストッキング、ムース、サウジクラウン、シーズザグレイらが上位人気となっている。