欧州G1を4勝のルクセンブルクが引退、障害競走用の種牡馬に

2024年11月09日 13:03

 欧州G1を4勝と活躍したルクセンブルクが引退し、クールモアの障害競走用の種牡馬としてキャッスルハイドスタッドで繋養されることが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

 ルクセンブルクはキャメロット産駒の5歳馬。2歳時にフューチュリティトロフィー、3歳時にアイリッシュチャンピオンステークス、4歳時にタタソールズゴールドカップ、5歳時にコロネーションカップと4年連続でG1を勝った。通算成績は19戦7勝。

 クールモアのC.マーフィー氏は「ルクセンブルクは2歳から5歳までG1を勝ち、父系はモンジューという点で、惜しまれつつも死んだフェイムアンドグローリーと非常によく似たプロフィールを持っている」とコメント。さらに「体格的にあらゆる条件を満たしている」とルクセンブルクを絶賛し、「ブリーダーたちの間で大人気になることは間違いない」と明言した。