2023年のBCクラシック覇者ホワイトアバリオ、古巣に再転厩して一般戦で復帰へ

2024年11月16日 14:43

 2023年の米G1ブリーダーズカップクラシック覇者で、今年6月の米G1メトロポリタンハンデキャップ以降は長期休養に入っていたホワイトアバリオが、現地22日にガルフストリームパーク競馬場での一般戦(7ハロン)で戦列復帰する予定であることが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 ホワイトアバリオはレースデー産駒の5歳馬で、S.ジョセフJr.調教師の下で2022年4月のG1フロリダダービーなどを制覇。2023年春にはジョセフ師がチャーチルダウンズ社から無期限の出走停止処分を受けたことでR.ダトローJr.厩舎へ転厩し、同年8月の米G1ホイットニーステークスと11月のBCクラシックを連勝した。

 その後は今年2月のG1サウジカップで10着、6月のメトロポリタンHは5着と結果を出せず。今回からはジョセフ厩舎に戻っての出走となる。ジョセフ調教師は「もちろん、彼が戻ってきてくれて嬉しい。彼はトップクラスの馬だし、そういう馬を手掛けたい」とコメント。2度の完敗続きではあるものの、「十分に調子がいいようだ。うまくいけば勝利を収め、ここからさらに大仕事を成し遂げてくれるだろう」と復活に自信を見せていた。