ジャパンカップの欧州勢は見せ場なく完敗、ドウデュースが制す
2024年11月25日 10:25
24日、東京競馬場でG1ジャパンカップ(芝2400m)が行われ、欧州から参戦した3頭のG1馬はいずれも掲示板に乗れなかった。
9月のG1アイリッシュチャンピオンステークスで3着だったシンエンペラーが逃げる展開となり、欧州勢のゴリアットは第2コーナーまでに中段から3番手まで浮上。オーギュストロダンは馬群の中ほど、ファンタスティックムーンは後方からとなる。
レースは1000メートル通過62秒2のスローペースで流れ、向こう正面では8月にG1英インターナショナルステークスに挑戦(5着)したドゥレッツァが先頭に立ち、シンエンペラーは2番手に。さらに第4コーナー付近では最後方に待機していた1番人気のドウデュースが外からポジションを上げていく。
直線に入るとドウデュースが抜群の手応えで2番手まで浮上し、粘るドゥレッツァとの叩き合いに。そこへ内からシンエンペラーも盛り返してきてゴール前では三つ巴となったが、最後はドウデュースがクビ差でねじ伏せた。
2着は今年に欧州遠征を経験したシンエンペラーとドゥレッツァが同着。欧州勢はいずれも最後の伸びを欠いて見せ場なく終わり、ゴリアットは6着、オーギュストロダンは8着、ファンタスティックムーンは11着に敗れた。