ロックトが米G2シガーマイルHで完全復活、今後はサウジC遠征も視野に
2024年12月08日 14:41
米G2シガーマイルハンデキャップ(3歳以上、ダート8ハロン)が現地7日にアケダクト競馬場で行われ、1番人気のロックトが好スタートから中団に控えると、2番手から押し切りを狙う2番人気のマリキンを残り100ヤードで差し切った(1馬身1/2差)。
9番手で最終コーナーを回った3番人気のポストタイムがさらに1馬身差の3着に続き、その内からラチ沿いを立ち回った4番人気のブックンダンノは5着まで。5番人気のセニョールバスカドールは行き脚が鈍く1頭だけ馬群から置かれて9着に終わった。
ロックトはT.プレッチャー調教師が管理するガンランナー産駒の3歳牡馬で、昨年10月のG1ブリーダーズフューチュリティ以来となる重賞2勝目。次戦のブリーダーズカップジュベナイルで3着に善戦するも、3歳初戦に予定していたファウンテンオブユースステークスの当日にヒザ裏の靭帯に異常が見つかって長期休養を余儀なくされ、10月19日の一般戦で復帰を果たすと7馬身半差で圧勝していた。
ニューヨーク競馬協会(NYRA)の公式サイトはロックトの次戦をペガサスワールドカップ(1月25日)と紹介。また、プレッチャー師はサウジカップ遠征も示唆している。