メジャードタイムがドバイG2アルラシディヤを連覇、コースレコードで楽勝

2024年12月21日 10:50

 現地20日、ドバイのメイダン競馬場でG2アルラシディヤ(芝1800m)が行われ、圧倒的な1番人気に推されていた昨年の覇者メジャードタイムが楽勝で連覇を達成した。

 好スタートからハナを奪ったメジャードタイムは楽な手応えのまま後続を徐々に離して最後の直線へ。残り300メートル手前からW.ビュイック騎手が仕掛けると独走状態となり、2着のカイロに6.9馬身差をつけてゴールした。

 勝ちタイムの14511はコースレコード。米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、ビュイック騎手は「あそこまでのパフォーマンスをする必要はなかった」「でもあれが彼の実力。毎回ベストを尽くすタイプなんだ」と語った。

 C.アップルビー厩舎のメジャードタイムはフランケル産駒の4歳馬。昨年のアルラシディヤで重賞初制覇すると、今年1月のG1ジェベルハッタも連勝。3月のG1ドバイターフではドウデュース(5着)に先着の4着と善戦した。

 その後は米国に渡り、6月のG1マンハッタンステークスを制覇。今回は8月の米G1ソードダンサーステークス2着以来のレースだった。