世界最強馬が始動する－。昨年のドバイワールドCで8馬身半差の逃げ切りを決め、その後は戦列を離れているUAEのローレルリバー（牡7、B・シーマー）が来週金曜、24日に行われる地元のG3、ファイアブレークS（ダート1600メートル、メイダン）に出走することが決まった。ドバイレーシングクラブが17日、公式X（旧ツイッター）で発表している。

　ローレルリバーは昨年のドバイワールドCで2着ウシュバテソーロに8馬身半差をつけ、暫定のレーティング128ポンドを獲得。昨年11月発表時点の「ロンジン・ワールド・ベストレースホース・ランキング」で世界1位となっている。ドバイワールドC後はレースを走らず、今シーズンへ向けて休養。復帰戦の候補には同日のアルマクトゥーム・チャレンジ（G1、ダート1900メートル、メイダン）も挙がっていたが、G3のファイアブレークSを選択したことになる。ここの結果次第では、2月22日のサウジC（G1、ダート1800メートル、キングアブドゥルアジーズ）に参戦する可能性も高く、見逃せないレースになりそうだ。

出典：日刊スポーツ