ロックドもサウジC回避、米国勢はラトルンロールのみに
2025年02月10日 12:35
1月の米G1ペガサスワールドカップで2着だったロックドが、現地22日のG1サウジカップへの遠征を回避することが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。
T.プレッチャー厩舎のロックドはガンランナー産駒の4歳馬。2歳時に米G1ブリーダーズフューチュリティを制し、昨年のクラシックは故障で不出走だったものの年末に復帰すると連勝してG2シガーマイルハンデキャップを制し復活をアピール。ペガサスWCではホワイトアバリオの2着だった。
なおサウジC主催者は先日に発表されたサウジC出走予定馬にロックドも含めていたが、プレッチャー調教師は出走について「まだ検討中」としていた。
サウジC出走の見込みだった米国勢は、すでにシエラレオーネとホワイトアバリオも回避を発表済み。さらに補欠だった昨年の米最優秀短距離牝馬ソウルオブアンエンジェルの陣営も、米競馬メディア『Daily Racing Form』に対してサウジCではなく4月5日の米G1マディソンステークスに向かう予定だと明かしている。
この結果、今年のサウジCに出走する可能性のある米国馬は、1月末に現地の前哨戦であるG3二聖モスクの守護者杯を勝ったラトルンロールのみとなった。