今年の凱旋門賞は“セン馬の出走禁止”を継続へ…フランスギャロ副会長が発言

2025年02月19日 13:41

 フランスで行われる競馬の最高峰のレースの1つ、凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)は今年も昨年までと変わらず、セン馬の出走を認めないことが決まった。レーシングポストの公式X(旧ツイッター)が18日、フランスギャロの副会長が「セン馬の出走禁止を継続する」と発言したと投稿している。

 投稿によると、発言は「凱旋門賞は今年も去勢馬の出走禁止を継続しますが、議論はまだ終わっていません。現時点では決定を保留していますが、引き続き検討し、専門家と協議していきます」というもの。フランスでは昨年、ゴリアット、カランダガンのセン馬2頭がキングジョージ6世&クイーンエリザベスS、英インターナショナルSなどで活躍。セン馬のため、凱旋門賞の出走資格を持たず、将来的にセン馬を出走させるかどうかという議論が行われている。

出典:日刊スポーツ