“兵庫の雄”イグナイター（牡7、新子）が、サウジアラビアのリヤドダートスプリント（G2、ダート1200メートル、22日＝キングアブドゥルアジーズ）に挑む。コンビを組む笹川翼騎手（30）が21日、意気込みを語った。

　ダートコースの印象については「とても走りやすそうな砂質ですが、乾きすぎるとパサパサになって力が必要でしょうし、逆に湿りすぎると得意不得意が出る馬場だと思いました。深さは日本と変わりない印象です。イグナイターにとっても悪くないのかなと感じました。これからレースに向けて水もまかれて現時点とは違う馬場状態になるかもしれませんが、今日も行われるレースを見ながら傾向をつかんでいきたいです」と話した。

　今回のメンバーについては「アメリカのBCスプリントを勝った馬もいますし、JRAからも4頭が出走し、どれも力のある馬だと思います。ここでいいレースをしてイグナイターの評価が世界的に上がるような走りを見せたいです」と力を込めた。

　日本のファンに向けては「イグナイターは地方・中央の垣根を越えて結果を出し、さらには世界へ挑戦していて、自分自身も感銘を受けている馬です。日本のみなさまに良い姿を見せられるように精いっぱいがんばりますのでご声援よろしくお願いいたします」とコメントした。

出典：日刊スポーツ