ミスターブライトサイドが豪G1フューチュリティSを連覇、今後は香港遠征も
2025年02月26日 10:16
豪G1フューチュリティステークス(3歳以上、芝1400m)が現地22日にコーフィールド競馬場で行われ、単勝1.70倍の人気を集めたミスターブライトサイドが2番手で流れに乗ると、直線早々に抜け出してトムキトゥン(3番人気タイ)の猛追を振り切った(0.1馬身差)。
大外10番枠からゲートを決めたミスターブライトサイドは、じっくりと序盤を運んで2番手につけると中盤には逃げ馬の外に進出。直線早々に抜け出して一時は2馬身ほどのリードを築き、後方のラチ沿いで仕掛けを待たされる格好になっていたトムキトゥンの追撃を際どく振り切った。
さらに0.2馬身差の3着にトムキトゥンと道中並走の2番人気アイウィッシュアイウィンが外を回って追い込み、もう1頭の3番人気で昨年2着のペリクレスは勝ち馬をマークして運ぶも直線失速で8着に敗れた。
B,W&JD.ヘイズ調教師が管理するブルバーズ(父イルーシヴクオリティ)産駒の7歳セン馬ミスターブライトサイドは、昨年に続きフューチュリティSを連覇。通算9度目のG1制覇で重賞は11勝目とした。
豪競馬メディア『racing.com』はW.ヘイズ師のコメントとしてミスターブライトサイドの次走をオールスターマイルと報じ、その後に香港遠征の可能性が高いとしている。