香港のロマンチックウォリアーに2年連続サウジC参戦の可能性?「ノーとは言いません」

2025年03月04日 15:25

 サウジC主催者は3日、「ロマンチックウォリアーがリヤドに帰ってくる可能性がある。シャム調教師は2度目のサウジC挑戦の可能性を否定せず」という見出しのニュースを発信し、香港の最強馬ロマンチックウォリアー(セン7、C・シャム)の2年連続参戦に期待感を示した。

 同馬は2月22日に行われたサウジCで日本のフォーエバーヤングと歴史に残る名勝負の末、首差2着に敗れた。シャム師は「素晴らしい走りでした。今後10年間、今年のサウジCが素晴らしいレースだったと語られていくことでしょう。ロマンチックウォリアーはレース後も元気ですし、回復は順調で、よく食べています。すぐに馬体重も戻って、とても健康ですよ」とコメント。2年連続参戦の可能性については「状況次第です。来年、ロマンチックウォリアーは8歳になり、フォーエバーヤングは5歳になります。簡単ではありませんが、『ノー』とは言いません。可能性はあります」と含みを持たせ、「(香港で)11月にG2(ジョッキークラブC)を走り、その後、香港カップに出場し、今年と同じように飛行機で(前哨戦の)ドバイに行けるかどうかを確認します。香港のレースが終わったら、はっきりとわかります」と説明した。

 ロマンチックウォリアーは現在、ドバイターフ(G1、芝1800メートル、4月5日)へ向けて、メイダン競馬場で調整されている。ドバイターフを走った後は連覇がかかる日本の安田記念(G1、芝1600メートル、6月8日=東京)に向かうかどうかが検討される。陣営はドバイから日本へ直接向かうことを希望しており、「日本に行く可能性について話し合っていますが、検疫次第です。日本に行く可能性もありますが、そうでない場合は香港に戻って、G2を走り、その後、香港カップに出走します」と伝えている。

出典:日刊スポーツ