米G1フランクE.キルローマイル、ラチ沿いキープのフォーミダブルマンが快勝

2025年03月05日 13:15

 米G1フランクE.キルローマイル(4歳以上、芝8ハロン)が現地1日にサンタアニタパーク競馬場で7頭により争われ、2番人気のフォーミダブルマンがラチ沿いの4、5番手をキープすると、直線では先行する2頭をまとめて差し切った(1/2馬身差)。

 逃げるカボスピリット(7番人気)から3馬身ほど離れた位置を追走したフォーミダブルマンは、目の前の馬が直線でカボスピリットの外に切り替えたのを見て空いたスペースから鋭進。前方から先に抜け出して叩き合うカボスピリットとジオジョー(6番人気)を内から一気に抜き去った。

 ジオジョーがカボスピリットとの2着争いをクビ差で制し、1番人気のミエルマーノラモンは最後方の7番手から追い込み切れず5着に敗れた。

 フォーミダブルマンはM.マッカーシー調教師が管理するシティオブライト(父クオリティロード)産駒の4歳牡馬で、昨年11月のハリウッドダービーに続く2度目のG1制覇(重賞3勝目)。それ以来だった前走のG1ペガサスワールドカップターフでは逃げるも最下位の12着に大敗していた。

 なお、この日のマッカーシー師は3歳G2サンフェリペステークス、牝馬G2ブエナビスタステークスと合わせて重賞3勝、このレースとサンフェリペSでU.リスポリ騎手も2勝を記録した。