現地19日、米キーンランド競馬場でG2エルクホーンステークス（芝12ハロン）が行われ、V.シュミノー騎乗のユタビーチが接戦を制した。

　序盤は中段で流れに乗ったユタビーチは、ペースの上がってきた最終コーナーで4番手まで浮上。直線では逃げるリミテッドライアビリティに並びかけてわずかに前に出ると、そこからの叩き合いで最後まで差し返しを許さずアタマ差の勝利を収めた。

　I.コレアスIV厩舎のユタビーチはイングリッシュチャンネル産駒の5歳セン馬。重賞はここまでG3を4戦して3着が最高だったが、前走のG3ケンタッキーカップクラシックステークス4着からの巻き返しで初制覇を飾った。