英ロイヤルアスコット開催の登録馬が発表、サトノレーヴやシンフォーエバーの名前も

2025年04月30日 12:25

 英アスコット競馬場は現地29日に公式サイトでロイヤルアスコット開催の登録馬を発表。8つのG1レースに6カ国からエントリーがあり、日本からは堀宣行厩舎のサトノレーヴら6頭が登録していることを明らかにした。

 サトノレーヴが登録したのはクイーンエリザベス2世ジュビリーステークスで、この他では森秀行厩舎のシンフォーエバー(セントジェームズパレスステークス)、ダイシンピスケス(英ゴールドカップ)が紹介されいる。

 英競馬メディア『racingpost.com』によると、クイーンエリザベス2世ジュビリーSには豪州からA.オブライエン厩舎に移籍したストームボーイ、昨秋の英チャンピオンズスプリントステークスを制したカインドオブブルー、スプリントカップの覇者モンタシブ、昨年のロイヤルアスコット開催ではコモンウェルスカップを勝っているイニシェリンらの登録がある。

 また、英ゴールドCに障害王コンスティテューションヒルの登録があったことを「サプライズ」と表現。コンスティテューションヒルは直近2戦を落馬で競走中止し、5月2日の障害G1にも登録があるが、もし英ゴールドCに出走することになれば初の平地レース挑戦となる。大手ブックメーカー『コーラル』は英ゴールドCの前売りで長距離王キプリオスを1.91倍の1番人気、コンスティテューションヒルを17倍に設定している。

 なお、昨年のキングチャールズ3世ステークスを制した豪州のアスフォーラ陣営も連覇に意欲的。H.ドワイヤー調教師は「アスフォーラは再びロイヤルアスコットを目指している。現在、我々は輸送などの調整を行っているところだ。昨年は5月初めに彼女を現地に連れていったが、今回はそれよりも遅く渡航する予定なんだ。最悪のシナリオとしては6月4日の現地入りになるが、可能であればもっと早く渡航して、彼女が現地に慣れる時間を多く取りたいと考えている」と具体的なプランを明かしている。