ジェームズデライトが愛G2グリーンランズSで重賞初制覇、移籍のストームボーイは惨敗

2025年05月25日 10:27

 現地24日、愛カラ競馬場でG2グリーンランズステークス(4歳以上、芝6ハロン)が行われ、O.マーフィー騎乗の7番人気ジェームズデライトが抜群の発馬から2列目に控えると、逃げ粘る4番人気リーサルリヴァイと最後の2ハロンを叩き合い短アタマ差で競り勝った。

 さらにクビ差の3着には後方から馬群を縫って2年前の2着馬ビッグゴシー(8番人気タイ)が追い込み、豪州からの移籍初戦で1番人気に推されたストームボーイは行き脚が今ひとつで中間点から先頭集団に並ぶも、その先で伸びを欠き最下位の9着に沈んだ。

 ジェームズデライトはC.コックス調教師が管理するインヴィンシブルアーミー(父インヴィンシブルスピリット)産駒の4歳セン馬で重賞初制覇。3歳の昨年は仏G3モートリー賞の2着が最高で、次戦のG1英チャンピオンズスプリントステークスでは8着に終わっていた。

 英競馬メディア『racingtv.com』などによると、大手ブックメーカーの『パディパワー』はロイヤルアスコット開催のG1クイーンエリザベス2世ジュビリーステークスにおけるジェームズデライトの前売りオッズを25倍台から15倍にカットしている。