現地5日に愛レパーズタウン競馬場で行われた古馬混合のリステッド、グレンケアンステークス（芝9ハロン）を制した3歳馬のグリーンインパクトが、29日のG1愛ダービーを目指すことが分かった。

　グリーンインパクトは押し出されるように先頭に立ち、そのまま3ハロン過ぎでスパート。ゴール前で同じ3歳馬のカラウッドに迫られたものの、半馬身差で押し切った。

　J.ハリントン厩舎のグリーンインパクトはウートンバセット産駒。前走のG1英2000ギニーは6着だったが、2歳時には愛G2チャンピオンズジュベナイルステークスを制すなど、英ダービー1番人気のドラクロワに2連勝した実績がある。

　英競馬メディア『At The Races』によると、ハリントン調教師は愛ダービーを目標とすると明言。「全てが順調に進めば愛ダービーに直行する。シェーン（フォーリー騎手）は彼が1.5マイルを走るのを待ちきれない」「彼がウートンバセット産駒であることは知っているが、母がガリレオ産駒なので距離が持つことを期待したい」と語った。