豪G1キングスフォードスミスC、ジョリースターが最後の一完歩で際どく差し切り
2025年06月11日 12:40
現地7日、豪イーグルファーム競馬場で行われたG1キングスフォードスミスカップ(3歳以上、芝1300m)は、先頭から7馬身ほどの7番手で中間点を通過した1番人気のジョリースターが、馬体を併せて粘り込む先行2頭を最後の一完歩で差し切った(0.08馬身差)。
中団より後ろで脚を溜めたジョリースターは、大外から進入した直線でしぶとく末脚を繰り出し、逃げる6番人気ザラストロと2番手追走の8番人気ゴールデンマイルが叩き合うところをまとめて差し切った。
ザラストロがゴールデンマイルを0.03馬身抑えて2着争いを制し、2番人気のギガキックは勝ち馬を直後でマークするも伸び切れず6着に終わった。
ジョリースターはC.ウォーラー調教師が管理するフェアリーキング系ズースター産駒の4歳牝馬で、3月のニューマーケットハンデキャップに続く3度目のG1制覇(重賞5勝目)。この間、TJスミスステークスでは1番人気で9着に沈んだものの、前走のオールエイジドステークスで2着に巻き返していた。