善戦マンのカランダガン、悲願のG1初制覇を狙ってサンクルー大賞へ

2025年06月26日 12:45

 ここ4戦はG1で連続2着とあと一歩が届かずにいるカランダガンが、現地29日の仏G1サンクルー大賞で悲願のG1初制覇を狙っている。

 F.グラファール厩舎のカランダガンはグレンイーグルス産駒の4歳セン馬、昨年前半はロイヤルアスコット開催での英G2キングエドワード7世ステークスなど重賞3連勝をマークしたが、その後は英インターナショナルステークスと英チャンピオンステークスでいずれも2着。今年に入ってからも4月のドバイシーマクラシック、今月6日のコロネーションカップで2着に終わっている。

 同馬を所有するアガ・カーンスタッドのフランスにおけるレーシングマネージャー、N.ラウス氏は「今年は非常にホットなレースになりそうだが、彼は絶好調。馬場も彼向きになると思う」と期待を寄せていた。

 グラファール厩舎からは昨年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス覇者で、前走の仏G3ラクープを勝ったゴリアットも出走予定。その他にも昨夏に独G1ベルリン大賞を勝ったアルリファー、休養からの復帰2戦目だった仏G2シャンティイ大賞で3着のジュンコ、昨秋の凱旋門賞2着馬で重賞2連勝中のアヴァンチュール、G1を2勝の古豪イレジンなど、6頭立てながら実績馬ばかりの顔触れとなった。