英ダービー大敗のプライドオブアラス、愛ダービーでの雪辱なるか
2025年06月27日 09:52
デビュー2連勝で臨んだ英ダービーで大敗を喫したプライドオブアラスが、屈辱を糧に現地29日の愛ダービーでの名誉挽回を期している。
R.ベケット厩舎のニューベイ産駒プライドオブアラスは、英ダービーの重要な前哨戦にあたるG2ダンテステークスをデビュー2連勝で制覇。本番でも2番人気に支持されたが、まさかの17着と大敗した。
オーナーブリーダーであるエイクロイド夫妻のおいで、陣営のレーシングマネージャーも務めるP.クーパー氏は「エプソム(英ダービー)後は順調だが、なぜあんなにひどい走りをしたのか、まだ理解に苦しんでいる」と英競馬メディア『At The Races』にコメント。
さらに「明らかに坂に対応できていなかった。ロッサ(ライアン騎手)は勝負にならないと分かってからは厳しく追っていなかった」「ダンテSで素晴らしい走りを見せたあの馬が戻ってくることを願う。私たちが夢を持ち続けるのも許されるだろう」と続けていた。