カランダガンは英インターナショナルSを回避、強力3歳勢ら16頭が登録継続
2025年07月30日 13:30
英インターナショナルステークス(8月21日)の登録取消が現地29日に受けつけられ、昨年の2着馬で26日のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを制したばかりのカランダガンは回避することになった。
カランダガンの今後については英競馬メディア『attheraces.com』などが現地28日にF.グラファール調教師のコメントとして、アガ・カーンスタッドのザーラ王女と相談が必要ではあるものの、カランダガンにひと息入れさせたい意向であることを報じていた。その中で同師は、カランダガンには良馬場の12ハロンが最適であり、日本や香港、ブリーダーズカップ、そしてドバイに大きな目標があるとも語っている。
また、グラファール師はウジェーヌアダム賞で無傷の4連勝とした同じくアガ・カーンスタッド所有のダリズについても問われ、ダリズは有望株ではあるものの英インターナショナルSでは相手関係が強力すぎて大きな疑問符がつくと回答。回避する場合はニエル賞から凱旋門賞を目指すとコメントしていたが、29日にはカランダガンの登録を取り消した一方でダリズは残している。
なお、英インターナショナルSには29日の段階で、前記のダリズや日本のダノンデサイルの他にドラクロワやフィールドオブゴールド、ランボーン、アンリマティス、ミニーホーク、ワールといった3歳勢、オンブズマンにアンマート、ホワイトバーチ、コンティニュアスの古馬勢ら16頭のそうそうたるメンバーが登録を継続している。