​フォールンエンジェルが復活、仏G1ロートシルト賞で1年2カ月ぶり白星

2025年08月04日 12:35

 現地3日、仏ドーヴィル競馬場でG1ロートシルト賞(3歳以上牝馬、芝1600m)が行われ、D.タドホープ騎乗の4歳馬フォールンエンジェルが1番人気の3歳馬ジャニュアリーとの接戦を制した。

 レース序盤は馬場中央とラチ寄りの集団に分かれて進み、フォールンエンジェルは前者の先頭に。馬群合流後の残り600メートル付近で各馬が一斉にスパートし、フォールンエンジェルがイグザクトリーと競り合いながら粘るところにジャニュアリーが中段から強襲する。

 ゴール前ではフォールンエンジェルとジャニュアリーの一騎打ちとなり、最後はフォールンエンジェルがアタマ差で凌ぎ切った。さらに1馬身半差の3着には人気薄のスタートオブデイが続いた。

 K.バーク厩舎のフォールンエンジェルはトゥーダーンホット産駒の4歳馬。2歳時にモイグレアスタッドステークス、3歳春には愛1000ギニーとG1を2勝しているがその後は白星から遠ざかっており、久々にタドホープ騎手に鞍上が戻ったここで約1年2カ月ぶりの勝利を手にした。

 英競馬メディア『At The Races』によると、バーク調教師は次走について今月24日の仏G1ジャンロマネ賞か、9月13日の愛G1メイトロンステークスを候補に挙げたという。