ジャックルマロワ賞（G1、芝直線1600メートル）が行われる17日のドーヴィル競馬場（フランス）はすべてのレースに「アガカーン・スタッド」の冠が付いており、同馬主（牧場）がスポンサーとなっている。

　ジャックルマロワ賞にはアガカーン・スタッド所有のザビアリ（牡4、F・グラファール）が出走予定。同馬は2歳時に5戦2勝（重賞1勝）、昨年はわずか1戦（4着）に終わっているが、今シーズンはここまで無傷の3連勝だ。12日に追い切りを行っており、パリチュルフ電子版は馬主のレーシングマネジャーを務めるネモネ・ラウス氏のコメントを紹介。ラウス氏は「（シャンティイ調教場内の）レゼルボワの直線コースで行った今朝の調教にフランシス（グラファール師）は満足していました。バルザローナ騎手が騎乗します。先週の調教も良かったです。G1馬になる馬なのか、G2、G3の馬なのかがわかるでしょう。おそらく、3着以内を目指すことになります。（ドーヴィルでは走っているけど）直線コースは初めて走ります。ただ、調子はいいですね。息づかいもいいし、折り合いもついています」と語っている。

出典：日刊スポーツ