現地23日、米サラトガ競馬場でG1バレリーナステークス（3歳以上牝馬、ダート7ハロン）が行われ、J.オルティス騎乗のホープロードが母マーリーズフリーダムとの親子制覇を達成した。

　大外枠から好スタートを切ったホープロードはハナ争いを避けて3番手で待機。第3コーナーから逃げるスキュラに並びかけていくと、直線では2頭の叩き合いからあっさり抜け出して先頭へ。そのまま2馬身差をつける快勝を見せた。

　B.バファート厩舎のホープロードはクオリティロード産駒の4歳馬。5月のG1ダービーシティディスタフステークスで2着後、前走のG3ウィニングカラーズステークスは3着だったが、重賞3勝目が嬉しいG1初制覇となった。ブレイム産駒の母マーリーズフリーダムもバファート厩舎の元管理馬で、2018年のバレリーナSなど重賞を6勝している。