米G2チャールズタウンクラシック、バニシングが早めスパートで押し切る

2025年08月27日 13:05

 現地22日、米チャールズタウン競馬場で賞金総額100万ドルのG2チャールズタウンクラシック(3歳以上、ダート9ハロン)が行われ、集団から離れて6番手を追走した2番人気のバニシングが向正面の中間から一気に進出すると、第3コーナーで先頭を奪いそのまま押し切った。

 2馬身1/4差の2着に5番手で集団の後尾につけていた4番人気のウィリーディーズが続き、さらに3馬身差の3着には最後方から5番人気のグールズゴールドが追い込んだ。3連覇を狙った1番人気のスキッピーロングストッキングは逃げるも勝ち馬の進出と入れ替わるように失速して最下位の8着に沈み、同馬と競るように先行した3番人気の日本産馬コモレビノオモイデも5着に終わっている。

 バニシングはD.ヤコブソン調教師が管理するゴーストザッパー産駒の5歳セン馬で、3月のG3オークローンマイルステークスに続く2度目の重賞制覇。2戦後のG1チャーチルダウンズステークスではクビ差の2着に惜敗していた。