「ロンシャン競馬場のフォルスストレートは大規模改修工事で最高の状態」パリチュルフ伝える
2025年08月29日 12:23
フランスの競馬日刊紙「パリチュルフ」が27日、今週日曜(31日)のパリロンシャン競馬場の開催を前に、今夏に行われた同競馬場の馬場改修工事について伝えている。
「パリロンシャンの忙しい夏」と題した記事は「誰もが休暇を取れるわけではない」という書き出しで始まり、7月13日のG1パリ大賞翌日から夏の間に工事が行われてきたことを紹介。今週日曜にパリロンシャン競馬場の開催が再開され、「この馬場は最高のギャロップ(全力疾走)を可能にするだろう」と伝えている。
記事ではパリロンシャン競馬場の関係者のコメントも紹介され、関係者は「フォルスストレートで大規模な改修工事を行いました。地面を平らにならし、排水工事を行いました。この部分(フォルスストレート)は(コースの)他の部分よりも軟らかく、ペネトロメーター(馬場の硬度を測定する機器)のポイントが高くなっていました。日曜からその違いを実感することになりますが、100%になるのは1カ月後です。コース全体で転圧工事も行いました」と説明している。31日のパリロンシャン競馬場では2つの重賞(ともにG3)を含む9つの競走が行われる予定になっている。
パリロンシャン競馬場は凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日)の舞台で有名。凱旋門賞にはこれまで多くの日本調教馬が挑んでおり、コースの名物「偽りの直線」(フォルスストレート)も日本の多くの関係者、ファンに知られている。
今年4月には主催者のフランスギャロ関係者が来日し、日本馬誘致策として、輸送費の補助、前哨戦の日程前倒しとともに、馬場改修を行うことを発表。アンリ・プレCOOが「この時期(凱旋門賞)のロンシャン競馬場は馬場が悪くなることが多い。特にフォルスストレートではキックバックが多くなるとジョッキーからもフィードバックがあった。外ラチのすぐそばに小さな池があり、水が抜けづらい作りだったので、パリ大賞後に工事を始め、8月末までに完成させ、前哨戦から間に合うようにする」と話していた。
今年は日本からダービー馬クロワデュノール(牡3、斉藤崇)、ビザンチンドリーム(牡4、坂口)、シンエンペラー(牡4、矢作)、アロヒアリイ(牡3、田中博)などが凱旋門賞に出走を予定している。