トミージョーが米2歳G1スピナウェイSを圧勝、目標はBCジュベナイルフィリーズ
2025年09月03日 13:05
現地8月30日に米サラトガ競馬場で7頭により争われたG1スピナウェイステークス(2歳牝馬、ダート7ハロン)は、1番人気のトミージョーが3番手追走から最終コーナーで先頭を奪い、迎えた直線では6馬身1/2差を開いて圧勝した。
序盤は先行する2頭から3馬身ほど離れた位置にいたトミージョーは第3コーナーから手応え良く動き、自身の動きに合わせて6番手から追撃してきた3番人気のパーシーズバーを直線で寄せつけなかった。
さらに4馬身3/4差の3着に勝ち馬の直後から6番人気のライリートールが続き、前走のG3アディロンダックステークス勝ちで2番人気のミシカルは先行するも5着に沈んだ。
トミージョーはT.プレッチャー調教師が管理するイントゥミスチーフ産駒。7月26日にサラトガ競馬場のダート6ハロンでデビュー勝ちし、2連勝で重賞初制覇とした。この勝利でブリーダーズカップジュベナイルフィリーズの優先出走権を手にしている。
プレッチャー師はスピナウェイSを単独最多の7勝目。ニューヨーク競馬協会(NYRA)の公式サイトでは、トミージョーを次戦で2ターンのG1アルシビアデスステークス(10月3日)に使い、BCジュベナイルフィリーズに向けてテストするというプレッチャー師のコメントを紹介している。