馬場不適で回避続きのアンマート、愛チャンピオンSは出走なるか
2025年09月05日 11:53
昨秋のG1英チャンピオンステークスで大穴を開けたものの今年はわずか2戦しか出走していないアンマートだが、現地13日のG1アイリッシュチャンピオンステークスは出走の可能性が高そうだと陣営は見ている。英競馬メディア『At The Races』が報じた。
O.バローズ厩舎の7歳セン馬アンマートは、2023年の仏イスパーン賞でG1初制覇。昨年10月の英チャンピオンSでは単勝41倍の伏兵扱いだったが、1番人気に推されていたカランダガンを下す金星を挙げた。
今年は5月の愛G1タタソールズゴールドカップと6月の英G1プリンスオブウェールズステークスでいずれも2着。しかしその後は7月の英G1エクリプスステークス、8月のG1英インターナショナルステークスを馬場不適のため立て続けに出走回避した。
オーナーであるシャドウェルのレーシングマネージャーを務めるA.ゴールド氏は「オーウェン(バローズ調教師)は彼を出走させたいと強く望んでいる」とコメント。「無理をさせるわけにはいかない。アンマートは我々の最高の馬であり、これから秋を迎えるにあたって間違った判断は許されない」としつつ、「最近のアイルランドでは雨が降っているので、順調ならば出走するだろう」と続けた。