【ムーランドロンシャン賞】「とっておきの1頭はゴートゥファースト」現地名物記者が日本馬指名

2025年09月07日 11:25

 フランスのパリロンシャン競馬場で7日にムーランドロンシャン賞(G1、芝1600メートル)が行われる。

 「レーシングポスト」電子版は6日、ムーランドロンシャン賞の展望記事を掲載した。記事を執筆しているのは現地フランスに在住し、日本通としても知られている名物記者のスコット・バートン記者。バートン記者は「賞金総額が昨年のほぼ2倍に増額され(45万ユーロから80万ユーロ)、12頭が出走という大盛況。ブックメーカーたちも迷っている」と今年のレースを展望し、ムーランドロンシャン賞で最多8勝を挙げている名伯楽アンドレ・ファーブルの言葉として「ここ数年で最高のムーラン」というコメントを伝えている。

 バートン記者は各馬の枠順や近況に触れた後、「とっておきの1頭(リアルワイルドカード)はゴートゥファーストだ」と日本から参戦するゴートゥファースト(牡5、新谷)を指名した。「日本ではトップマイラーたちの中で存在感は小さかったが、4カ月半の休養明けだったジャックルマロワ賞で5着で好走。マキシム・ギュイヨンが騎乗し、これ以上ない上積みがあるかもしれない」と期待を寄せている。

出典:日刊スポーツ