ダービー馬クロワデュノールの仏遠征初戦は7頭立て!「凱旋門賞の前哨戦」プランスドランジュ賞

2025年09月12日 12:29

 ダービー馬クロワデュノール(牡3、斉藤崇)が出走するフランスのプランスドランジュ賞(G3、芝2000メートル、14日=パリロンシャン)は11日に出馬登録と追加登録が締め切られ、7頭立てになった。

 日本の競馬ファンが大きな期待を寄せるダービー馬にとって大事なフランス遠征初戦であり、目標の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)制覇へ向けた大事な前哨戦になる。鞍上はデビューから5戦すべてでコンビを組む北村友一騎手(38)が務める。

 出馬登録を行ったのはクロワデュノールの他、英国馬でリステッド勝ちの実績があるボルスター(牡5、K・バーク)、4月に同じコースのG2アルクール賞を走って最下位5着だったダーリンプリンス(牡4、S・ワッテル)、前走英インターナショナルSで初黒星(6着)を喫した地元の期待馬ダリズ(牡3、F・グラファール)、サッカーのフランス代表選手グリーズマンが所有し、前走コンピエーニュ競馬場のリステッド競走を7馬身差で圧勝している道悪巧者ウトレ(セン3、P・ドゥクーズ)、英国の3歳馬で3戦無敗のナラーン(牡3、J&T・ゴスデン)、日本馬アロヒアリイが勝った前走ギヨームドルナノ賞で4着だったデュモネ(牡3、J・ルジェ)。

 今年から古馬に開放されたプランスドランジュ賞は、別定戦で3歳牡馬の負担重量は55キロだが、今年4月14日以降にG1を勝っているため、クロワデュノールは3キロ増で古馬の牡馬と同じ58キロ。ダリズはG2ウジェーヌアダン賞を勝っているため、2キロ増で57キロを背負って走ることになる。

 12日には「出馬登録後の取り消し」が締め切られ、騎手と枠順が確定する。

出典:日刊スポーツ