【愛チャンピオンS】馬場状態から浮上するのはこの馬だ「絶好調ですよ」当日に現地オッズも上昇
2025年09月13日 22:14
愛チャンピオンS当日(13日)を迎え、現地ブックメーカー各社がオッズを上昇させているのが芦毛の道悪巧者、ホワイトバーチ(牡4、J・マーフィー)だ。当日朝の時点でレパーズタウン競馬場の馬場状態は「やや重」と伝えられているが、この馬場状態なら能力全開の走りが期待される。
3歳4月にレパーズタウン競馬場のG3バリーサックスSで重賞初制覇。英ダービーは3着、愛ダービーは8着で、ディープインパクト産駒オーギュストロダン相手に敗れたものの、4歳になった昨年は春に重賞を3連勝し、本格化を印象づけた。不良馬場のG3アレッジドS、重馬場のG2ムールズブリッジS、やや重のタタソールズゴールドCと、いずれも渋った馬場で快勝。タタソールズゴールドCでは3歳時に歯が立たなかった2着オーギュストロダンを3馬身ちぎっている。
上位人気を確実視されていた昨年6月のプリンスオブウェールズSを回避し、体調不良や故障で残りのシーズンは全休し、今シーズンに備えてきた。5歳になった今年はムールズブリッジS2着、タタソールズゴールドC4着で、連覇を果たせなかったものの、良馬場で差のない競馬を続けた。夏を休養に充て、迎える愛チャンピオンS。レーシングポスト電子版はホワイトバーチを管理するジョン・ジョセフ・マーフィー調教師の息子、ジョージ・マーフィー助手のコメントを紹介しており、同助手は「絶好調(スーパーフォーム)ですよ。馬場状態を考慮してロイヤルホイップSは使わず、直行になりましたが、できる限りの状態に仕上がっています」と期待している。