リードアーティストが種牡馬入り、母系はジャドモント屈指の良血

2025年09月26日 11:25

 今年の英G1ロッキンジステークスを制したリードアーティストが引退し、ジャドモントのバンステッドマナースタッドで種牡馬入りすることが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 リードアーティストはドバウィ産駒の4歳馬で、J&T.ゴスデン厩舎が管理していたジャドモントの所有馬。3歳時に英G3を2勝すると、G1初挑戦だった今年5月のロッキンジSではダンシングジェミナイ、ロザリオン、ノータブルスピーチらを抑えて勝利した。

 その後は英G1クイーンアンステークスと仏G1ムーランドロンシャン賞でいずれも7着。通算成績は11戦4勝だった。

 ジャドモントUKのS.モックリッジ氏は「リードアーティストは私たちの種牡馬ラインナップをさらに強化する絶好の機会。母系はジャドモントで最も繁栄するハシリ(産駒に名種牡馬ダンシリのほか5頭のG1馬)の血統だ」「リードアーティストはバランス、力強さ、動きの良さを兼ね備え、体格もいい馬。これらの特徴はブリーダーにとって魅力的なものになるだろう」と語っている。