【凱旋門賞】知っておきたい独特の「登録取り消し制度」今年の登録馬は日本馬6頭を含む80頭

2025年09月29日 12:40

 フランスの凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)は登録から出馬投票までに独特な取り消し制度があることで知られている。

 登録の締め切りは5月14日で登録料は8300ユーロ(約140万円)。5月14日に登録していない馬の追加登録は10月1日が締め切りで、追加登録料は12万ユーロ(約2000万円)となっている。

 凱旋門賞には登録取り消し制度があり、今年は当週の月曜(29日)が第1回登録取り消しの締め切りで、取り消し料は1450ユーロ(約25万円)。火曜が第2回登録取り消しの締め切りで取り消し料は6000ユーロ(約100万円)。1日は出馬投票前の取り消し締め切りで、取り消し料は1万3000ユーロ(約220万円)。2日は出馬投票後の取り消し締め切りで取り消し料は2万5000ユーロ(約420万円)となっている。

 今年は28日の時点で登録馬は80頭(日本馬は回避予定馬を含む6頭が登録)。ここから各陣営の思惑、レース選択、馬場状態や馬の体調などによって、1日の出馬投票までに徐々に出走馬が絞り込まれていくことになる。

出典:日刊スポーツ