【凱旋門賞】「待つしかない」カルパナ、エストレンジ両陣営は「パリで雨が降るのを祈っている」
2025年09月29日 12:55
「レーシングポスト」電子版は28日、フランスの凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)に出走を予定している英国の牝馬、カルパナ(牝4、A・ボールディング)とエストレンジ(牝4、D・オメーラ)について、「『待つしかない』英国の有力馬陣営は凱旋門賞が近づく中で、パリで雨が降ることを祈っている」というタイトルの記事で伝えている。
カルパナはディープインパクト系スタディオブマン産駒。昨秋に重馬場で行われた英チャンピオンズ・フィリーズ&メアズSを快勝しており、陣営はソフトな馬場を希望している。また、エストレンジも前走のヨークシャーオークスで凱旋門賞1番人気タイのミニーホーク相手に2着好走。こちらも時計のかかる馬場を希望している。
凱旋門賞が行われるフランスのパリは前週から晴れの日が続く天気予報。現時点で乾いた馬場状態になる可能性が高いとみられているが、週末にはわずかに降水確率があるため、馬場状態を気にする各陣営はギリギリまで出否の判断に迷うことになりそうだ。