【凱旋門賞】日本馬を「本命」「伏兵」で推す記者も!地元メディアが各国記者4名の注目馬を紹介
2025年09月29日 13:05
凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)まで残り1週間となった28日、地元フランスの「パリチュルフ」電子版は出走を予定している4カ国(アイルランド、日本、フランス、英国)の記者の注目馬を紹介する記事を掲載した。
アイルランドのケビン・ブレイク氏は「アイルランド調教馬ではミニーホーク」としながらも「私の本命馬はクロワデュノールです。この好天のおかげで馬場はプランスドランジュ賞のときよりも走りやすくなるはずです。彼は3歳馬ですし、前走よりも確実に良くなっているでしょう。そして、距離延長も彼には有利に働くと思います」と日本のダービー馬を推し、「アウトサイダー(伏兵)はロスアンゼルスです」と伝えている。
日本の平松さとし氏は「アヴァンチュールが最も勝利の可能性が高い」とキッパリ。日本馬ではアロヒアリイ、ビザンチンドリームの魅力も語りつつ、クロワデュノールを中心視し、伏兵にはジャンロマネ賞覇者のキジサナの名前を挙げた。
フランスで競馬専門チャンネル「エキディア」のリポーターとして活躍するキャサリン・フォード氏も「アヴァンチュール」を推奨。外国馬では日本のダービー馬クロワデュノールに期待を寄せ、魅力的な穴馬としてはホワイトバーチを挙げている。
英国のマーカス・アーミテージ氏は今年の凱旋門賞における英国馬の劣勢を認めつつ、英国馬なら「エストレンジです。もし、彼女が走るなら、今後数日間の雨を望みます」とコメント。そして、「本命馬はミニーホークです。ライアン・ムーアが騎乗できないのは残念ですが、エイダンは代わりの優秀な騎手を起用するでしょう。伏兵として期待しているのはアロヒアリイです。ドーヴィルで破ったラシャバーはいい馬ですから」と述べている。