ミスティックダンが米G2ルーカスクラシック制覇、BCはダートマイル出走か
2025年09月30日 10:50
現地27日、米チャーチルダウンズ競馬場でG2ルーカスクラシック(ダート9ハロン)が行われ、昨年のケンタッキーダービー馬ミスティックダンが鮮やかに差し切った。
ミスティックダンは好スタートから4番手のインに控え、直線入り口で先行勢の外に持ち出してスパート。進路が狭くなるシーンもあったが馬群を縫って伸び続け、先に抜け出していたディスアームを差し切って3/4馬身差の勝利とした。
K.マクピーク厩舎のミスティックダンはゴールデンセンツ産駒の4歳馬。昨年5月のケンタッキーダービーを制し、今年は5月にG3ブレイムステークスを勝利。前走ではG1アーリントンミリオン(4着)で芝レースに挑戦していた。
米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、落馬負傷のB.ヘルナンデスJr.騎手の代役を見事に務めたF.エアリエタ騎手はヘルナンデス騎手へのお見舞いを述べた後、「直線では辛抱強く、チャンスが来るの待つしかなかった。内側に隙間を見つけた瞬間にミスティックダンをそこへ送り込むことができ、彼は力強く突き抜けていった」と語った。
なおマクピーク調教師は11月のブリーダーズカップ開催では10ハロンのクラシックではなく8ハロンのダートマイルに向かう可能性が高いことを示唆している。