【凱旋門賞】フランスギャロ詳細発表「平日や週末に散水は予定していない」金曜に降雨の予報も

2025年09月30日 13:25

 フランスギャロは29日、公式ホームページで凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日)の舞台となるパリロンシャン競馬場の馬場情報を伝えた。

 パリロンシャンの馬場管理を担当するシャルル・ド・コルドン氏の発表とする記事で、パリ地方の今後数日間の天気予報は「パリでは24日(水曜)に9ミリの大雨が記録された後、降雨はありません。現在のところ、週末の天気予報ははっきりしません」と紹介している。

 凱旋門賞が行われるパリロンシャン競馬場の馬場については、29日の時点で馬場の硬度を測定するペネトロメーターの計測値が「3・7」であること、3日の金曜日に9ミリの高さまで芝を刈る最終調整を行うこと、「平日および週末の散水は予定していない」ことを伝えている。

 5日のパリロンシャンの馬場については、「この日は最後の直線にゴールまで残り450メートル地点から6メートルのオープンストレッチがもうけられます」と説明し、予想される馬場状態については「ペネトロメーターは3・5~3・4で重からやや重、もし雨が降れば3・9でかなりの重馬場」と見通しを伝えている。

 この日のレーシングポスト電子版の記事はパリロンシャン競馬場の馬場について、「天気予報はおおむね乾いた状態が続く見込みのため、過去4年間のうち、3年間のように厳しいコンディションにはならないだろう。ペネトロメーターは先週木曜の4・0から月曜には3・7まで良化している」と極端な道悪にはならないことを伝える一方で、「しかし、朝の気温上昇が緩やかなため、ロンシャン競馬場の馬場は急激に乾く可能性は低く、金曜には3ミリの降雨があると予想する天気予報もあります」と紹介している。