【凱旋門賞】「すごくいい状態にあると思う」ビザンチンドリームの坂口師が会見で抱負/一問一答
2025年10月02日 15:00
凱旋門賞(G1、芝2400メートル、5日=パリロンシャン)へ向け、日本馬3頭の各陣営が1日、フランスギャロ主催の共同記者会見に臨んだ。フォワ賞覇者ビザンチンドリーム(牡4)は管理する坂口智康調教師(44)が抱負を語った。
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-凱旋門賞に出走させる今の気持ちは?
すごくヨーロッパの大きいレースで強い馬もたくさん出ますし、日本馬の代表じゃないですけど、そういった形で出走することができるのはすごくうれしく思っています。
-フォワ賞はアヴァンチュールが勝ったヴェルメイユ賞より勝ちタイムが1秒速かったですが、自信になりますか? 状態面は?
本番になりますと、頭数もメンバーもペースも、もちろん変わってくると思うので時計だけでははかれない面があるけど、ビザンチンドリーム自身はいい勝ち方をして、本番が楽しみになったと思います。前走後、状態はもう1段、2段上がっているかなという気もしています。すごくフレッシュでいい状態にあると思っています。
-オイシン・マーフィー騎手を起用する理由は?
サウジで一度乗っていただいて、いい結果が出ていますし、前哨戦も本番も乗っていただけるということで、そういう選択になりました。
-どのような馬場状態が合うと思いますか?
馬場状態がいいことに越したことはないと思いますが、こちらでフォワ賞を走って、あのときはやや重でしたが、いいバランスで走れていたし、こちらの芝の追い切りは多少重い馬場でもバランスをとって走れているので、多少の道悪ならこなせると思います。極端に悪くなると、適性はわからないかなという感じがあります。
-天皇賞・春は2着。戦績を見ると、長距離馬なのかなと感じるが、距離適性はどう考えているか?
もともとすごく心肺機能のいい馬なので、本質的には距離が延びれば延びるほどいいかなというのはあるんですけど、前回(フォワ賞)は2400メートルをうまくこなしてくれましたし、この距離はまったく問題ないかなと思っています。