【凱旋門賞】「今週初めの予報よりも雨量が少ないと予想」パリロンシャンの馬場担当者
2025年10月02日 15:25
レーシングポスト電子版は1日、凱旋門賞(G1、芝2400メートル、5日)が行われるパリロンシャン競馬場の馬場について、「週末の天気予報は良くなったが、少なくともパリロンシャンは重馬場」と題した最新の記事を掲載した。
前日30日には「金曜夜から土曜にかけて20ミリ以上の雨が降る可能性も」と伝えられていたが、パリロンシャン競馬場の馬場担当者、シャルル・ド・コルドン氏はこの日、「優秀な天気予報士たちの意見を集約し、平均すると、金曜日(3日)の夕方に3~6ミリの雨が降り、土曜日(4日)の朝にさらに2~10ミリの雨が降り、レースが行われる土曜の午後は晴れ、凱旋門賞当日(日曜)はそれ以上の雨は降らないでしょう。現時点では、今週初めの予報よりも雨量が少ないと予想されています」とコメントしている。
馬場の硬度を測定するペネトロメーターの計測値は水曜(1日)に3・5、木曜(2日)には3・4まで良化する見込み。ドゥ・コルドン氏は「現在の予報が当たれば、金曜の雨の後は3・6、土曜の雨の後は3・9になるでしょう。(土日の)2日間は3・9~4・0の馬場を予想しています」とコメント。トレヴが勝利を挙げ、オルフェーヴルが2年連続の2着となった2013年の馬場と同じくらいの馬場硬度になると紹介されている。
記事では過去48時間のブックメーカーのオッズの動きとして、ソフトな馬場を希望しているカルパナとエストレンジが評価を上げていることも伝えている。